著者
東野 文男 菊地 英弥
出版者
一般社団法人 日本機械学会
雑誌
日本機械学会論文集 B編 (ISSN:03875016)
巻号頁・発行日
vol.49, no.437, pp.115-120, 1983-01-25 (Released:2008-03-28)
参考文献数
2

気体と液体の二つの相の領域を考え,気体中で発生した爆風が境界面を通して液体中へ伝ぱする問題を波の干渉を考慮して解析した.解析結果はエクスプローデイング・ワイヤによる実験結果と良く一致し,特に水面上の爆発に対する結果を良く説明できた.また,水中へ透過した圧力波の伝ぱ速度は,水面上で最も強く爆風の影響を受け,ある一定時間後に水の音速まで減衰する.