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文献一覧: 西田 晴香 (著者)
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OA
通常の学級においてミステリーモチベーターを組み合わせた相互依存型集団随伴性が児童の着席行動に及ぼす効果
著者
半田 健
西田 晴香
出版者
九州地区国立大学間の連携事業に係る企画委員会リポジトリ部会
雑誌
九州地区国立大学教育系・文系研究論文集 = The Joint Journal of the National Universities in Kyushu. Education and Humanities
(
ISSN:18828728
)
巻号頁・発行日
vol.9, no.2, pp.No.10, 2023-03-31
本研究は、通常の学級において、児童の着席行動を対象に、ミステリーモチベーターを組み合わせた相互依存型集団随伴性の効果を検証した。 研究計画は、ベースライン期と支援期から構成されるABデザインを用いた。場面は、公立小学校の通常の学級であった。参加者は、4年生の児童39名であった。独立変数は、ミステリーモチベーターを組み合わせた相互依存型集団随伴性であった。標的行動は、児童の授業開始時の着席行動であり、「3時間目の開始を知らせるチャイムが鳴り終わった時点で着席している行動」と定義した。結果は、児童のチャイム終了時の離席者数が減少した。また、社会的妥当性も学級担任と特別支援教育コーディネーターから概ねポジティブな評価を得た。結論として、小学校の通常の学級における児童の着席行動に対して、ミステリーモチベーターを組み合わせた相互依存型集団随伴性の効果 が示された。課題として、間欠強化スケジュールを用いた手続きや学校行事を考慮した支援計画、教職経験の少ない学級担任でも実施可能な手続き、負の副次的効果を防ぐ手続きについて検討する必要性が指摘された。