著者
磯部 光平 長谷川 佳祐 伊藤 忠彦
雑誌
研究報告セキュリティ心理学とトラスト(SPT) (ISSN:21888671)
巻号頁・発行日
vol.2018-SPT-29, no.50, pp.1-6, 2018-07-18

暗号鍵管理デバイスは,暗号技術を安全に利用するために広く使われてきた.昨今では,エンドユーザ自身が市販されている暗号鍵管理デバイスを調達し,任意のサービスで使用する事例も急激に増加している.そのような事例の代表例が 「仮想通貨用ハードウェアウォレット」 となる.本稿では,エンドユーザが暗号鍵管理デバイスを調達するうえで,考慮 ・ 注意すべき点の検討を行う.