- 著者
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             高見 知寛
             
             鈴木 功一
             
             馬場 達也
             
             前田 秀介
             
             松本 隆明
             
             西垣 正勝
             
          
- 雑誌
- 情報処理学会研究報告コンピュータセキュリティ(CSEC)
- 巻号頁・発行日
- vol.2006, no.26(2006-CSEC-032), pp.209-214, 2006-03-17 
        本稿ではキーボード入力を取得するというキーロガーの挙動に着目し,キーボード入力に用いられるAPIの使用を検出することでキーロガーの検知を行う方式を提案する.本来のDLLの代わりにAPIの使用を検出する機能を付加した検査用DLLをプログラムにロードさせた上で試実行させることが本方式の特徴であり,ウイルス検知における動的ヒューリスティック法的なアプローチによるキーロガー検知方式となっている.本稿では本方式の基礎実験を行い,その検知率と誤検知率について評価する.