著者
T. Sumata M. Tuboi
出版者
Japan Society of Civil Engineers
雑誌
土木史研究 (ISSN:09167293)
巻号頁・発行日
vol.17, pp.333-344, 1997-06-05 (Released:2010-06-15)
参考文献数
24

巨大な前方後円墳は3世紀の古代日本に突如として建造された。これらの古墳がどのような人達によって、どのような技術内容と思想・理念を背景に設計されたのか、未だ明らかにされていない。本稿は18の古墳を検討の対象に選び、設計者が図面に最初に描く古墳天端の平面形状から、設計の理念・使用尺度について検討, 考察した。