著者
楠瀬,博明
出版者
物性研究刊行会
雑誌
物性研究
巻号頁・発行日
vol.94, no.4, 2010-07-05

近年,多体摂動論に基づく連続時間量子モンテカルロ法のアルゴリズムが提出され,強相関電子系の動的平均場近似における有力な不純物(クラスター)ソルバーとして広く用いられるようになってきた.本稿では,不純物Anderson模型を主な題材として,相互作用および混成(運動エネルギー)項に関する展開アルゴリズムを解説する.また,実際にプログラムを作成する際の注意点や計算効率について述べる.電子-格子相互作用系への適用など,最近の発展についても簡単に紹介する.

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@syngetodo 富岳は誤字です(恥) CT-QMCはこちらの文献を参考に1998年としましたが、先駆的なお仕事があるんですね、ありがとうございます! https://t.co/4KazwVPGNK https://t.co/WdQ3nrpFRI

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