著者
青年修養会 編
出版者
富文館[ほか]
巻号頁・発行日
1914

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桜木を砕きて見れば花もなし 花をば春の空ゆもちくる by 一休宗純 一休禅師は 美しい桜花の原因を探ろうと、 木の幹を砕いて みても 美しさの原因は無い。 しかし、春の空になれば、 毎年 花は咲く。 と、云った。 花は、誰か人の為に 咲いているわけではない。 花は何かを得る為に計らって 美しさを提供している訳ではない。 ...

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