著者
山渕 敬士
出版者
Waseda University
巻号頁・発行日
2005-02-02

コンビニやファーストフードのレジスターには、マーケティングのために、客の年齢や性別をインプットするためのボタンがある。顔画像からの性別、年齢情報の自動取得は、効率のよいマーケティングデータの収集などに必要な技術であり、画像情報より、人間の属性を推定できるものができれば便利である。本研究では、人間の顔画像から、ガボールウェーブレット変換、顔のパーツ間距離を利用して特徴量を抽出し、様々な要素から最近傍法を利用して平均顔と比較し、その人物の年齢・性別を判別する手法を提案する。人間による推定率(男女がほぼ100%、年齢層が68%)を目標に、これに近い結果を得られるように、男女、性別の判断、年齢は10歳くぎり5段階の判別をする。この手法により、人間の顔画像から自動でその人物の年齢・性別と情報を得ることができるようになる。

言及状況

はてなブックマーク (2 users, 2 posts)

[論文][画像][顔]

収集済み URL リスト