著者
沖野 龍文
巻号頁・発行日
2008-09-02

船舶に防汚塗料を用いなければフジツボやイガイなどの生物が付着し、燃費の低下を招きます。古くより防汚技術は存在していましたが、有機スズを用いる自己研磨型塗料は画期的なものでした。しかしながら、環境ホルモンの一種として報道された有機スズは、今年9月以降船舶表面に存在することが国際条約により禁止されます。そこで、鮫の表面構造を模すことによってフジツボをつきにくくしたり、海の中で他の生物に覆われていない生物のもつ化学物質を利用する新しい技術について解説します。

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なるほどなー https://t.co/K7iMyUdfZh
船にフジツボをつけない技術 2008-09-02 https://t.co/F947FdopNV
船にフジツボをつけない技術 講師:大学院地球環境科学研究院准教授 j中野龍文 https://t.co/jinDUZZvpQ
蛸壺漁に使う蛸壺には陶器のものとプラスチック製のものがあるが、プラスチックはフジツボがついても掃除もしにくい。 船にフジツボをつけない技術を活用できればいいのに。 http://t.co/1VXScLo3od フジツボ防止塗料とかあるみたい。 #fb
ところで非常に地味な部分だが、そうりゅうの船体下部色が黒色なのは、 赤じゃなくて黒の潜水迷彩用塗料で海洋生物忌避剤が使えるようになったということであろうか? http://t.co/zxAARqEXRN

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編集者: 妖精書士
2021-09-14 22:53:21 の編集で削除されたか、リンク先が変更された可能性があります。

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