著者
細田 優人
巻号頁・発行日
2014-03-25

場の量子論の数学的モデルを構成する上で基礎となるものがフォック空間である。特に、ボース場のモデルを構成する上で基礎となるものはボソンフォック空間と呼ばれ、その上で働く生成・消滅作用素は重要な役割をもち、正準交換関係 (canonical commutation relations ; CCR) という特徴的な交換関係を満たす。この代数的な関係式であるCCR に着目し、これを満たすようなものを一般的に考察していくことにより、より普遍的な量子場の数学的構造が明らかとなる。

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ググってたら北大の修論が出てきた 読んでみる 無限自由度の正準交換関係の表現とこれに同伴する第2量子化作用素について https://t.co/ifO1D8lbUm

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