著者
羽鳥 徳太郎
出版者
東京大学地震研究所
雑誌
東京大学地震研究所彙報 (ISSN:00408972)
巻号頁・発行日
vol.61, no.2, pp.329-338, 1986-12-10

ソ連沿海州・北朝鮮および韓国沿岸からの津波伝播図を作図し,1983年日本海中部地震津波において,波源から射出された津波が大陸から反射して日本沿岸に到達する時間を調べた.そして各地で観測された検潮記録の波形との対応を検証した.その結果,発震時から2~5時間の間に,各地で顕著な振幅が発現した時刻が,大陸からの反射波の到達時間と±10分以内で合致しており,積丹半島・能登半島周辺および山陰地方に,波向線が集まることが認められた.将来,日本海に発生する津波の予報にあたっては,大陸からの反射波の動向も注目する必要がある.

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