著者
林 真二 岩井 謙仁 安本 亮二 松田 淳 河野 学 大町 哲史 甲野 拓郎 山本 晋史 阪倉 民浩 南 英利
出版者
泌尿器科紀要刊行会
雑誌
泌尿器科紀要 (ISSN:00181994)
巻号頁・発行日
vol.40, no.1, pp.37-41, 1994-01

1)9例のインポテンス患者に塩酸パパベリンを第一選択として陰茎海綿体内自己注射法を指導したところ, 自己注射が技術的に困難であった1例を除いた8例全例で挿入可能な完全勃起を認め, 性交可能となり本人およびパートナーの満足がえられた。2)1例で勃起機能が回復し治癒し, 射精は3例に認められた。なお, 観察期間中自己注射484回施行で副作用は認めなかった

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