著者
横山 哲郎
雑誌
研究報告ソフトウェア工学(SE)
巻号頁・発行日
vol.2011-SE-172, no.4, pp.1-5, 2011-05-10

プログラミング言語の選択による情報通信端末の消費エネルギーの変化を定量的に評価する試みについて報告する.本稿では,アプリケーションの実装プログラミング言語ごとの消費電力への影響を,実情報端末において電力計で実測することにより確かめた.その結果,インタープリタ言語では消費電力の大きな揺れが観測されたが,コンパイル言語と同様の平均消費電力を示し,電池に与える影響の変化は限られた.われわれが実験を行った範囲では,プログラミング言語およびアプリケーションを変化させたときの1秒ごとの平均消費電力の変化は高々20%未満であり,その影響は軽微であることが確かめられた.われわれの知る範囲では,プログラミング言語ごとに消費電力/消費エネルギーの比較を行った報告は限られており,本研究で得られた基礎データは低消費エネルギーアルゴリズムや低消費エネルギープログラミングの研究を行う上での参考データとして貴重である.

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電池駆動システムにおけるプログラミング言語が 与える消費エネルギーへの影響 https://t.co/uDGr9evhiP

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