著者
幸谷 智紀
雑誌
研究報告ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)
巻号頁・発行日
vol.2013-HPC-139, no.18, pp.1-8, 2013-05-22

実用上重要な 「固い」 常微分方程式を効率的に解くためには陰的解法が相応しい.我々は高次多倍長陰的 Runge-Kutta 法を混合精度反復改良法を用いて高速化し,ブロック三重対角化を行って効率化を図った多倍長精度の ODE ソルバーを開発した.今回はこのアルゴリズム全体に OpenMP による並列化を行い,マルチコア CPU 上において更なる高速化に成功した.本論文では多倍長 ODE ソルバーのアルゴリズムと数値的特性を示し,プロファイリングによってどの程度の性能向上が行われたかを明らかにする.

言及状況

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ルンゲクッタ、Gauss-Legendre型の陰的RKはA安定で高精度の方法として知られている。高次公式になると行列のお化けになってくるのだが、2013年のこの論文は多倍長演算で高次公式自動生成ゴリゴリ計算でBrusselatorなどを解いていてやばい。 https://t.co/H0kyMynMAB

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