- 著者
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光成 滋生
- 雑誌
- 夏のプログラミング・シンポジウム2012「ビューティフルコード」報告集
- 巻号頁・発行日
- pp.59-68, 2013-01-11
昨今のコンパイラやインタプリタの技術の進歩には目を見張るものがある.「アセンブリ言語で書くより,コンパイラなどの高機能言語に任せた方がよい」と言われて久しい.しかし,それでもなお多くのパソコンに搭載されているIntel系CPUの命令を真に生かしたコードを生成するのは難しいのが実情である.ここでは,C++をx86/x64用高機能アセンブラとして利用するライブラリを紹介する.そしてCPUに応じたコード生成,および文字列処理などのいくつかの基本的な処理における高速化テクニックの例をあげる.