- 著者
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鈴木 常彦
- 雑誌
- 研究報告コンピュータセキュリティ(CSEC) (ISSN:21888655)
- 巻号頁・発行日
- vol.2019-CSEC-87, no.10, pp.1-8, 2019-11-26
多数の利用者が共用する DNS 権威サーバでは共用であるがゆえの多くの脆弱性が発生しうる.本論文では共用 DNS 権威サーバにおける多様な危険性のある状況 (キャッシュ兼用,親子同居,lame delegation,public suffix ゾーン,放棄された CNAME,sibling domain) に分けて章立てし,それぞれにおける脆弱性 (DDoS, キャッシュポイズニング,ゾーンの乗っ取りなど) について解説,考察し,注意喚起する.