著者
佐古 仁志
雑誌
江戸川大学紀要 = Bulletin of Edogawa University
巻号頁・発行日
vol.29, 2019-03-15

本稿は,J・J・ギブソンが提唱している生態心理学的アプローチの観点から,エージェント同士が行う相互作用(相互行為)としての「共感」考察することを目的とする。具体的には,まずアフォーダンスを通じてその関係性が指摘される生態心理学的アプローチ,特にギブソン自身が提唱した情報抽出理論とミラーニューロン・システムの研究を概観する。それから通常混同されている「共感」の区別を行い,その観点から情報抽出理論における「共感」についての考察を行う。さらに,近年,生態心理学的アプローチにおいて提示されているシナジーに関する研究を参照することで,ミラーニューロン・システムとは異なるタイプの「共感」も考察する。

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佐々木正人『新版 アフォーダンス』。アフォーダンスとカノニカルニューロン、empathyの生理的基礎(https://t.co/AKUFZtkT61)。アフォーダンスの「公共性」とベルクソンのimage。

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