著者
西村 香奈絵
出版者
近畿大学全学共通教育機構教養・外国語教育センター
雑誌
近畿大学教養・外国語教育センター紀要. 外国語編 = Kinki university center for liberal arts and foreign language education journal. foreign language edition (ISSN:21856982)
巻号頁・発行日
vol.5, no.1, pp.55-72, 2014-07-01

[要旨] 日本語の擬音・擬態語は, 表現数, 出現数が他言語と比べて多く, 創造性・生産性も高いと言われている. 本稿では, 擬音・擬態語が使用されやすいと言われている児童文学に分類されるBeatrix Potterの「The Tale of Peter Rabbit」等三つの物語とその日本語訳を取り上げ, それぞれで用いられる擬音・擬態語を抜き出し, その使用や表現方法を比較, 検討した. 英語原版では日本語より擬音・擬態語の表現数や出現数は少なかったが, 日本語にはない動詞語彙の意味の違いや文法的手段による表現の工夫が観察された. また, 英語原版で用いられた擬音・擬態語は, 語源がほとんど動詞であり, 上古の時代より音や様態などを表す語として副詞的に用いられてきた日本語の擬音・擬態語とは対照をなすことが明らかになった.

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メモ 読むかわからないがおもしろそう 失語症者における擬音語の理解と想起 https://t.co/eOQaK4H7xu 五感と関連するオノマトペを用いた意外性の高い飲食店推薦 https://t.co/CHMaMEQv0S 擬音語・擬態語に関する日英対照研究 https://t.co/B1tbdgUplM

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