出版者
京都府立海洋センター
雑誌
京都府立海洋センター研究報告 (ISSN:03865290)
巻号頁・発行日
no.24, pp.16-18, 2002-03

養殖イワガキに付着するムラサキイガイの除去方法として、ガスバーナーによる焼殺処理法と干出処理法の実験を行った。その結果、20~60秒間の焼殺処理が有効であること、特に60秒間の焼殺処理でより確実な除去が可能であることがわかった。一方、干出処理は有効な除去方法ではないと考えられた。 前報で報告した温湯処理法と比較して、60秒間の焼殺処理がもっとも簡便で有効なムラサキイガイの除去方法であると考えられる。