著者
安藤 弘平 長谷川 光雄 豊原 富弘
出版者
一般社団法人 溶接学会
雑誌
鎔接協会誌 (ISSN:18837190)
巻号頁・発行日
vol.11, no.3, pp.75-97, 1941 (Released:2011-08-05)
参考文献数
9

軟鋼の電弧熔接に於けるスパッターリング現象即ち第1圖の如く熔融小粒子が火花として多數飛散する現象を高速度寫眞によつて撮影研究し,スパッターリングの發生する原因機構を明かにしてゐる.外観的には同じく第1圖の火花として見受けられるスパッターリングもその發生原因は種々あるのであつて,大體目次III~VIIIに示す如くである.VIIIの特殊の場合は第II報に述べることゝして本文は一般の場合に就いて此の各の原因別に高速度寫眞を掲げて之を読明論議する.
著者
近藤 英一 河本 信夫
出版者
社団法人溶接学会
雑誌
熔接協會誌 (ISSN:18837190)
巻号頁・発行日
vol.8, no.9, pp.450-455, 1938-09-25

本論文はThe Welding Journal,1937年7月號に附録として掲載されたもので、題して"An Investigation of Plug and Slot Welds"と言ふ。著者はペンミルバニヤ洲ベスレヘム市レーハイ大學の獨逸工學研究所に籍を置く「アメリカ熔接協會」研究員たりしGlenn James Gibsonである。本論文は同大學土木工學科の學士論文として提出されたものである。こゝに共の抄譯を掲げて参考に供する。
著者
大山 松次郎
出版者
社団法人溶接学会
雑誌
熔接協會誌 (ISSN:18837190)
巻号頁・発行日
vol.8, no.8, pp.397-399, 1938-08-25

本委員会は昭和10年、11年に亘り審議決定しました頭書規程案を本会々誌第6巻第3號(昭和11年5月號)に發表し又其別刷を廣く關係各方面に配布し、多数の意見を得爾來之を整理致しました所、多数は原案に賛成なるも少数の改訂又は追加意見がありましたので再び委員会を開き、其後の熔接技術界の實情も考慮し愼重審議の結果、多少の改訂を加へ、今回の如き「交流電弧熔接器規程」の決定を見ましたので此處に再び發表致します。