- 著者
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松村 真宏
- 出版者
- 人工知能学会
- 雑誌
- 人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
- 巻号頁・発行日
- vol.26, 2012
仕掛学の根底には「副作用性」がある[松下11]。本稿では、なぜ主作用ではなく副作用なのか、主作用と副作用は本質的に何が違うのか、という問いへの答えとして、双対問題としての仕掛学について考察する。社会的課題からなる目的関数とその制約条件からなる仕掛学のラグランジュ方程式に対し、主問題の解が主作用を利用するものであり、双対問題の解が副作用を利用するものであるとする考えについて述べる。