著者
並木 尚也 大用 庫智 高橋 達二
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.28, 2014

不確実な環境下における意思決定には,新たな知識の探索と既知の知識の利用という相反する2つの行動が要求され,ジレンマが起こる.先行研究では相対評価を行う緩対称性推論モデルがジレンマを緩和して優れた成績を有しており,人間の因果的直感との相関も高いことが明らかになっている.本研究では,人間の意思決定に対する詳細な形式化を行うため,人間の意思決定課題における実際の系列データと既存モデルとの比較を行った.

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