出版者
中山清七
巻号頁・発行日
1781

当時、定番の刊行物として人気があった歌舞伎の役者評判記の形式に倣い、「上上吉」といった位付を義太夫節の太夫・三味線に行って、特に太夫には評文を付した操り評判記。安永10年(1781)、中山清七刊。縦15.6糎×横11.4糎の小本。安永期の江戸の操り2座(肥前座・外記座)の太夫・三味線を対象としている。