2 0 0 0 OA 御紋尽

出版者
西沢太兵衛
巻号頁・発行日
1656

武鑑。明暦2年(1656)江戸の西沢太兵衛刊。183の紋所を図示し、下に大名名を記す。巻頭に徳川将軍と尾張中納言、裏に紀伊大納言、水戸中納言、松平筑前守とその紋、以下は各半丁を上下に区切り各3名計6名、上に大きく紋を記し、下の大名名の左右に細字で知行高・国名・居城・家老名を記す。末尾3丁ほどは紋と大名名のみ。本書は、武鑑としては初期のもので、先行のものには寛永刊の『御馬印』、その明暦2年版、明暦元年松会刊『御紋尽』、明暦2年孫兵衛版などがあげられる。(岡雅彦)