2 0 0 0 OA 安南志畧19卷

著者
(安南) 黎崱 撰
出版者
(清) 錢大昕 校
巻号頁・発行日
vol.[1], 1000

1 0 0 0 OA 安南志畧19卷

著者
(安南) 黎崱 撰
出版者
(清) 錢大昕 校
巻号頁・発行日
1000

安南は中国によるベトナムの呼称。唐時代に北部ベトナムから中部ベトナム北半の地に安南都護府が置かれたことによる。ベトナムでは大越と自称した。その陳朝(1225-1400)時代の人である黎崱(れいしょく)は、モンゴル族の中国元朝に仕え、13世紀後半に、中国側から見たベトナムの山水・制度・歴史・物産・名人の詩などを記したのが本書。目録によると20巻だが、巻20を欠き、巻19末も脱文がある。写本のみで伝わり、現存は稀少。掲出本は清朝の著名な学者・銭大昕(1728-1804)の校訂本を写したもので、著名な蔵書家・黄丕烈(1763-1825)が所蔵し、校訂、識語を記している。幕末の医家・小島尚質(宝素 1797-1848)の手沢本。また幕末から明治の武士、官吏・塚本明毅(1833-1885)の識語がある。向山黄村(1826~1897)旧蔵。大きさは縦29.0cm横18.0cm。字面高さ19.7cm。(高橋智)(2017.2)

1 0 0 0 OA 安南志畧19卷

著者
(安南) 黎崱 撰
出版者
(清) 錢大昕 校
巻号頁・発行日
vol.[2], 1000