著者
中村 嘉孝
出版者
医学書院
巻号頁・発行日
pp.2106, 1973-12-10

質問 ビタカンファーという注射は現在でも意味を持つ薬でしょうか.意味ありとすれば,どんな適応がありますか.(北海道 Y生)答 ビタカンファーの適応症は大別して,強心・血管緊張・呼吸中枢興奮・吃逆制止とされている.その薬理作用を要約すると,小量使用により心拍動は増強され,増量することで呼吸中枢も刺激され,さらに増量すれば血管運動神経をも刺激し,この結果,末梢血管の収縮と血圧の上昇を生ずるとされている.この薬効に関して,研究者間に見解の差が見られる1).

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@Noboru_Hagino ただアストロ球団が連載されていた70年代半ばにすでに慣用句化していた為にその描写があった可能性も完全には否定できず、1973年にはすでに過去の薬剤であったことが推察されます。 https://t.co/1LilJYo6YR

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