著者
佐々木 学 貴島 晴彦
出版者
医学書院
巻号頁・発行日
pp.1257-1270, 2021-11-10

Point・固定術は椎骨間に骨移植を行って癒合させる手術である.インストゥルメンテーションの役割は椎骨間の制動により骨癒合を得やすくすることである.・腰椎固定術は,骨移植を行う部位により椎体間固定術と後側方固定術に大別される.椎体間固定術には,椎弓間を経由する後方椎体間固定術と,後腹膜腔から直接椎体に到達する前方椎体間固定術がある.・後方椎体間固定術は脊柱管,椎間孔の直接的な神経除圧と椎体間固定が行いやすい.前方椎体間固定は脊柱変形の矯正が行いやすく,間接的な神経除圧が期待できる.

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49巻6号「脊髄脊椎・末梢神経外科ことはじめ」 https://t.co/mz8yBKhxIi 15「腰椎固定術—確実な骨癒合を得るためのコツは?」(上田茂雄先生ら) https://t.co/dwnKYuaGlP https://t.co/bTSK8GwnX5
49巻6号「脊髄脊椎・末梢神経外科ことはじめ」 https://t.co/mz8yBKhxIi 14「腰椎変性疾患に対する固定術―基本的なバリエーションと適応は?」(佐々木学先生,貴島晴彦先生) ※本論文では「OLIF」→「OLIF25」への訂正を後日誌上にて告知予定であり,ご理解ご了承ください https://t.co/dwnKYuaGlP https://t.co/ZbYZtuu1Ov

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