2 0 0 0 OA 柳宗悦の仏教美学
- 著者
- 本多 亮
- 出版者
- Research Society of Buddhism and Cultural Heritage
- 雑誌
- 佛教文化学会紀要 (ISSN:09196943)
- 巻号頁・発行日
- vol.2008, no.16, pp.44-64, 2008-01-15 (Released:2009-08-21)
- 参考文献数
- 19
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松本民芸家具と民芸運動に多大な影響を与えた柳宗悦は後年「美の法門」に始まる四部作を書き上げた。柳宗悦の人生を懸けた探訪記とも言える。
大無量寿経の第四顧に感銘を受けて一日で書き上げた美の法門、そのお披露目会での公演では聴衆が涙を流し拍手喝采だったという。
#柳宗悦 #仏教美学
#無の心 は何ものも未だ分れない境を指す
此境に於ては未だ真偽の言葉すらない
#未生未成の世界である
そこには数の概念すらない
二つの物が無いから
故に分別の知を加へ得る寸毫の余地がない
人間は #分別 によって対辞を作りその #二元世界 に生きている
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