著者
三橋 武司
出版者
公益社団法人 日本リハビリテーション医学会
雑誌
The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine (ISSN:18813526)
巻号頁・発行日
vol.56, no.12, pp.984-989, 2019-12-18 (Released:2020-01-27)
参考文献数
1

心臓ペースメーカーのレートレスポンス機能は,主に運動時に心拍数が上昇しない症例に用いられる.しかし,その特異性や感度は洞結節にはかなわない.心不全を合併した患者ではレートレスポンスにより運動耐容能が上昇することもあるが,不用意に心拍数を増加させると心室性不整脈の発生や心不全の増悪をきたす可能性もある.心臓リハビリテーション時には運動の種類により心拍数の十分な増加が得られない場合があり,患者の症状やペースメーカーから得られるレートヒストグラムなどを参考に設定を考える必要がある.

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