著者
松尾 一彦 中山 隆志
出版者
一般社団法人 日本血栓止血学会
雑誌
日本血栓止血学会誌 (ISSN:09157441)
巻号頁・発行日
vol.30, no.4, pp.610-618, 2019 (Released:2019-08-09)
参考文献数
8

要約:様々な機能的サブセットから構成されているリンパ球は,特定のケモカインとケモカイン受容体によって,それぞれの生体内における移動と特定組織微小環境へのホーミングが制御され,生体における免疫システムの形成および恒常性維持に関与している.また,生理的あるいは様々な病的状況下において異なるケモカインの発現誘導が見られ,それによって起こるリンパ球などの遊走が病態形成に密接に関わっている.本稿では,それぞれのケモカイン受容体と白血球,特にリンパ球サブセットの関係について最近の知見を交えて概説する.

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@aki_same イメージですが、ケモカイン受容体に結合した結果免疫細胞が活性化して腸内フローラに異変が生じたりするのかな?って思ったりしてます(*´-`*) https://t.co/GIAOEJ1Igy

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