著者
秋野 詔夫
出版者
日本熱物性学会
雑誌
熱物性 (ISSN:0913946X)
巻号頁・発行日
vol.7, no.4, pp.259-265, 1993-10-30 (Released:2010-03-16)
参考文献数
13
被引用文献数
2 2

感温液晶は、 温度に応じて美しく鮮やかな色彩を呈する. これを物体に塗布したり液体中に懸濁させると、 熱と流れの挙動が、 リアルタイムでカラー映像として直接観察できるようになる. 熱流動現象の理解・把握が直感的に容易になる. この技法は、 使い方が易しく、 安価であり、 最近、 熱流動現象の研究によく用いられるようになってきた. ここでは、 感温液晶の種類、 マイクロカプセル化液晶の光学的特性、 定量的可視化計測に焦点を置いて展望解説する.

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装備者のオーラの色に変化する オーラリングだそうです 感温液晶という物質の 温度によって 結晶構造, 分子の並び方が変化し 吸光度を変化させる性質を利用して 色を判別しているみたいですね [商品HP] https://t.co/3xCXtpguoc [感温液晶を用いる温度分布の可視化] https://t.co/Um3ImbK8LP https://t.co/Alfyt093F5

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