著者
世良 至 殿垣内 正人 川井田 実
出版者
Japan Society of Civil Engineers
雑誌
土木学会論文集 (ISSN:02897806)
巻号頁・発行日
vol.1993, no.468, pp.57-66, 1993-06-20 (Released:2010-08-24)
参考文献数
9

本論文は25~28年観測された軟弱地盤上の高速道路盛土について長期沈下の実態を示すとともに, 将来沈下予測について, 考察を加えた.厚い海成粘土の一次圧密終期と二次圧密量について検討した. 一次圧密終期に収束がやや遅れるのは, 圧密過程で圧密係数が変化 (減少) するためと考えた. 二次圧密量は僅かで実務上はほとんど無視できるとしている. 将来沈下は長期観測による沈下速度で管理する手法が有効であるとし, 残留沈下を推定する手法の提案とその実用性を述べた.

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名神大垣地区の軟弱地盤が開通後も沈下し続けたというデータあった。 https://t.co/EDtuXAFkVm https://t.co/6PNdBpmsaQ
「岐阜羽島駅は大野伴睦の政治駅」説をいまだに主張する方は「岐阜だと大回りすぎるにしても、せめて大垣を通るべきだったのに羽島になったのはやはり伴睦が。。。」と言いがちだったりするが、名神高速道路だと大垣市内で40cmも地盤沈下しているのでやっぱりしんどい。 https://t.co/EDtuXAWnXm https://t.co/NN6ybv89yF

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