著者
二村 良彦
出版者
日本ソフトウェア科学会
雑誌
コンピュータ ソフトウェア (ISSN:02896540)
巻号頁・発行日
vol.21, no.5, pp.343-351, 2004-09-28 (Released:2009-04-27)

インタープリタを用いて形式的に記述されたプログラミング言語のセマンティクスと現実のコンパイラとの関係およびインタープリタからコンパイラを自動的に作成する方法について述べる.この方法は計算過程の部分評価の一種である.この方法を応用してできるコンパイラ・コンパイラと既存のコンパイラ・コンパイラの相違は,プログラミング言語のセマンティクスを記述するさいに,既存のものが翻訳過程を記述しなければならないのに対して,本方式によるものは評価手順を記述すればよいことである.

言及状況

外部データベース (DOI)

Twitter (5 users, 5 posts, 4 favorites)

二村さんの1971年の論文 https://t.co/s1SF5zHeIF 読んでると > プログラミング言語のセマンティクスを形式的に記述する方法は大ざっぱに言って二とおりあると言われている。 とありそれは「既知の言語への翻訳手順を記述する」「評価手順を記述する」の2つだと書いてあるんだけど、 (続く)
部分評価について丁寧に説明したpdfを書いている人が居る……!と思い著者名を見たところ,二村良彦先生だったので一瞬で納得しました。 https://t.co/FdkXNZ9pxV

収集済み URL リスト