著者
笹部 潤平
出版者
公益社団法人 日本農芸化学会
雑誌
化学と生物 (ISSN:0453073X)
巻号頁・発行日
vol.57, no.6, pp.340-345, 2019-06-01 (Released:2020-06-01)
参考文献数
44

キラリティとは実像と鏡像が重なり合わない物質の特徴である.ホモキラリティとは実像または鏡像のどちらかに偏って物質が存在していることをいう.生命には多くのホモキラリティが知られており,アサガオの蔓は多くは右巻きであり,カタツムリの殻も多くは同じく右巻きである.ヒトは一見左右対称だが,肝臓は右で胃は左にあり,ホモキラルな存在である.また,分子レベルでも生命活動にはホモキラリティが知られており,その代表はD-糖とD-アミノ酸である.本稿では,このようなホモキラリティの例外として,特にL-アミノ酸の光学異性体D-アミノ酸が哺乳類でどのように利用され,機能しているかを最近の知見を交えてご紹介したい.

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https://t.co/go4TYlNxOF 調べてみたけど、免疫疾患が多い理由に光学活性(旋光性)が関与してるとは思えないです。 誰から聞いたのか知りませんが.... https://t.co/INQDS03gY4

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