1 0 0 0 OA 等時性今と昔

著者
小牧 昭一郎
出版者
一般社団法人 日本時計学会
雑誌
マイクロメカトロニクス (ISSN:13438565)
巻号頁・発行日
vol.50, no.194, pp.69-79, 2006-06-10 (Released:2017-11-09)
参考文献数
5

筆者は約10年間,スイスWOSTEPと提携する時計学校で時計理論の講義を続けてきた.その中で一番奇異に感じることはスイスの指導する時計教育の中に,等時性理論のカリキュラムがほとんど含まれていないことである.反面,自分たちの教えるカリキュラムは等時性に重点を置く結果になった.学生たちはその辺に大変興味を持っている.それは時計の調整をしようとすればそれらが重要になるからであろう.なぜこのような違いが発生しているのか,この辺を考察してみた.

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@buflbras1 @FHF_Ebauche 横からすみません、なんか聞き覚えあるかも…と思ったらこんなもの出てきました。ご参考まで! おなじみ元第二精工舎の小牧先生が、なぜ日本の時計理論でベッセル関数を多用するのかを綴っておられました。 「等時性今と昔」 https://t.co/k9lBre1Gt4

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