著者
氏田 万寿夫 佐藤 英夫 山口 美沙子
出版者
一般社団法人 日本内科学会
雑誌
日本内科学会雑誌 (ISSN:00215384)
巻号頁・発行日
vol.103, no.11, pp.2688-2700, 2014-11-10 (Released:2015-11-10)
参考文献数
14

市中肺炎でみられる画像パターンは気腔性肺炎と気管支肺炎パターンに大別され,肺野末梢の非区域性の均等陰影を主所見とする気腔性肺炎パターンは,肺炎球菌,肺炎桿菌,レジオネラと肺炎クラミドフィラにほぼ限定される.特徴的な所見を確認することにより,患者背景や起炎菌の頻度を参考に,画像から原因微生物を推定することが可能である.また,CTによる画像診断は,臨床上肺炎と紛らわしい患者の診断に有用性が高い.

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@LussaPedersen @JP_VoiceTalent1 @jirou_ikushima CT画像診断は、肺炎の起炎菌の推定に役立ちうるとhttps://t.co/FB0mw63iNS https://t.co/T41KZODCMa読影は、場数を踏まないと見逃すでしょうし、人間の医者は読影だけに専念できないので、読影に専念できるAIが人間に勝るでしょう。

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