著者
笠原 敬 三笠 桂一
出版者
一般社団法人 日本内科学会
雑誌
日本内科学会雑誌 (ISSN:00215384)
巻号頁・発行日
vol.106, no.11, pp.2349-2355, 2017-11-10 (Released:2018-11-10)
参考文献数
14

血流感染症(bloodstream infection)の診断には血液培養が必須である.発熱だけでなく,低体温や原因不明の低血圧,頻呼吸,意識障害や代謝性アシドーシス等で血液培養を採取する習慣が重要である.血流感染を診断したら,皮膚・軟部組織や腸管,口腔内等の侵入門戸を同定して新たな菌の侵入が起こらないように治療すると同時に,膿瘍や椎体炎,血栓性静脈炎等遠隔部位の感染巣を検索し,存在すれば適切なタイミングでドレナージや異物除去等外科的処置を行う.

言及状況

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編集者: Topaz2
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