著者
唐帆 健浩
出版者
耳鼻咽喉科展望会
雑誌
耳鼻咽喉科展望 (ISSN:03869687)
巻号頁・発行日
vol.62, no.1, pp.12-18, 2019-02-15 (Released:2020-02-15)
参考文献数
20

超高齢社会を迎えた本邦では, 摂食嚥下障害のある高齢者の増加が予想される。 嚥下造影検査や嚥下内視鏡検査を用いない簡易検査である, 摂食嚥下機能スクリーニング法のニーズが高まっている。 現在, 国内外で行われている摂食嚥下機能スクリーニング法に関して, 文献調査を行った。 欧米では, The Mann assessment of swallowing ability (MASA) や Gugging swallowing screen (GUSS) を用いた報告が散見される。 在宅医療が推進されている現在, 摂食嚥下機能を簡易に評価して適合した食形態を提案できるような, 日本人向けの摂食嚥下機能スクリーニング方法の開発が望まれる。

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GUSSの日本語解説があった。摂食嚥下のスクリーニングとしては、めちゃ簡単で感度も高いし良いかも?合計点で食形態を提案できる部分がこのスクリーニングの有用な点!近日中に、まとめてココにあげます! https://t.co/uELVXuR2mw

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