著者
川 英友
出版者
日本社会臨床学会
雑誌
社会臨床雑誌 (ISSN:21850739)
巻号頁・発行日
vol.26, no.1, pp.35-80, 2018 (Released:2018-07-30)
参考文献数
42

本稿は、2000年代になって広がった発達障害について、その概念や医療、特別支援教育などについて、これまでの社会臨床学会の議論をふまえつつ、問い直すことを目的とする。 1章の「はじめに」についで、2章で、発達障害の薬物療法や医療の問題について論ずる。その後、3章で、診断や判定といったラベリングをされた者に及ぼす不利益、発達障害という概念が広まっていくことが人々の関係性にどのような影響を及ぼしていくかについて論ずる。そして4章で、特別支援教育に潜む問題点について論ずる。 さらに5章以降で、その概念が広まっていくことによって社会問題が個人病理化されていく可能性、発達障害以外の障害者への影響、貧困問題との関係について述べる。

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@umi_to_sora15 ご興味あれば、この号に載ってます。「改めて「発達障害」という概念を問い直す」URLご不安であれば、題名で検索ででます。 https://t.co/hIUeWe37XR 極端な人がいると、周りは黙ってみているものだけど、するとだんだん声が大きい人が多数派に見えてきて不安になりますよね。
@Xivia___ 新たな弁護士のしのぎですか! 私はずっと発達障害の風潮に恐怖を感じてました。社会臨床学誌 J-STAGE Articles - 改めて「発達障害」概念を問い直す https://t.co/SPN6Fxq9nB を見て、それが整理されました。 何十年も前から発達障害の概念が広がる危険性を議論してくれていた学者さん達です。
改めて 「発達障害」 概念を問い直す―川英友 - 社会臨床雑誌, 2018 https://t.co/rWe4Z48rMm

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