羽澄直子「キャディ・コンプソンの痕跡」https://t.co/tHDi3eRsHF 家父長制に服従するキャディを犠牲者として描きつつも、神話から解放させたくない作者のアンヴィバレンス。女兄弟がいなかったことや、娘が生後すぐ死んでしまうことで神話がキャディに投影されている。フォークナー、わかりみ。

『ノルウェイの森』をドイツ語とフランス語から解釈した論文がある。 つまりワタナベはドイツ語を学び、マンやヘッセを読んだり、冒頭の到着がハンブルクだったりするが、一方直子はフランス語を学び、「ami」寮で暮らし、フランス語名の「ミシェル」を唄う。 https://t.co/FU7o0zl2bW