著者
河野 行雄 鈴木 富雄 横川 利則
出版者
長野県衛生公害研究所
雑誌
長野県衛生公害研究所研究報告 (ISSN:03879070)
巻号頁・発行日
no.19, pp.57-61, 1997-01 (Released:2011-03-05)

近年の公共水域の汚濁は生活排水が主要な汚濁源となっており,その浄化は重要な課題となっている.今回の調査は,木炭を敷き詰めた木炭浄化槽に合併処理浄化槽放流水を導入し,その水質浄化能について検討した.木炭浄化槽による主要項目の除去率はSS80%,COD14%,BOD83%,TN21%,TP6.3%であり,有機性汚濁物質の浄化に比較的高い効果が,また窒素は懸濁物の他に無機態窒素の除去がみられた.今回の木炭浄化槽ではりんの明確な除去効果はみられなかったが,5年間ほとんど維持管理を行わない場合でも,有機性汚濁物質及び窒素の除去に効果がみられた.

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