著者
El-Mallah M.Hassan EL-SHAMI S. BASSYOUN F. 無類井 建夫
出版者
公益社団法人 日本油化学会
雑誌
油化学 (ISSN:0513398X)
巻号頁・発行日
vol.41, no.11, pp.1101-1106, 1992-11-20
参考文献数
25
被引用文献数
1

オレイン酸メチルをモデルとしてジヒドロキシル化反応を新しい視点から研究した。試料を経時的に反応系から抜き取り, メタノール/硫酸で処理して残留するエポキシ中間体とアセチル化されたヒドロキシエステル類をそれぞれヒドロキシ-メトキシ及びジヒドロキシステアラートに変換した。キャピラリー GC-MS により各成分を同定し, さらに<SUP>13</SUP>C-NMR 及び<SUP>13</SUP>C-<SUP>1</SUP>H NMR により確認した。アンバーライトIR-120を触媒としたとき, ジヒドロキシステアラートの収率は 71.2% (オレイン酸メチルの変換率は87.7%) で, それには 50 minの反応時間で充分であった。

言及状況

外部データベース (DOI)

Twitter (1 users, 1 posts, 0 favorites)

こんな論文どうですか? 油脂の過酢酸酸化に関する研究 (第1報) Amberlite IR-120 を触媒とするオレイン酸メチルのジヒドロキシル化(El-Mallah M.Hassanほか),1992 https://t.co/xdFKRU69uL …

収集済み URL リスト