今回日本消化器病学会の卒後教育委員会を代表してTrain the Trainers(TTT)に参加させていただき卒後教育における指導者とはどうあるべきかを学んだ.TTTは消化器病(消化器内視鏡を含む)を専門とする指導者を育成するためにWGO(OMGE)/OMEDが協力して作った世界的な規模でのワークショップである.従来は各国の指導者を養成するシステムはマチマチであり,統一性がなかった.現在,医療の分野でもglobalizationが声高に叫ばれている中,教育においても標準化の道に進むのが正しいと思われる.そこにTTTが組織され,現在その実績をあげつつあると思われる.<br>