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体性感覚誘発電位と体性感覚誘発脳磁場の最近の進歩
著者
尾崎 勇
橋本 勲
出版者
Japanese Society of Clinical Neurophysiology
雑誌
臨床神経生理学 : Japanese journal of clinical neurophysiology
(
ISSN:13457101
)
巻号頁・発行日
vol.40, no.1, pp.19-28, 2012-02-01
正中神経刺激による体性感覚誘発電位 (SEP) と誘発脳磁界 (SEF) の特徴についてレビューした。視床皮質線維の活動を反映するM15磁界成分と対応するP15電位, 体性感覚皮質の600 Hz高周波信号について最新の知見を述べた。一次体性感覚皮質起源の中・長潜時SEP反応が刺激頻度の相違によって変化すること, また末梢及び中枢体性感覚伝導路の機能障害のためにN20が消失あるいは不明瞭な患者においても, 中・長潜時SEP波形は長い潜時ほど振幅が大きくなる, クレッシェンドパターンで記録され、決して消失しないことを述べた。したがって、N20が消失あるいは不明瞭な場合, 低酸素虚血性脳症など重篤な脳傷害と診断する際には、適切な記録条件で得られた中・長潜時SEP反応が両側性に全て消失していることが重要であると提案した。
言及状況
変動(ピーク前後)
変動(月別)
分布
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こんな論文どうですか? 体性感覚誘発電位と体性感覚誘発脳磁場の最近の進歩(尾崎 勇ほか),2012 https://t.co/a6RAQGYvIg
収集済み URL リスト
https://ci.nii.ac.jp/naid/10031159658
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