著者
植田 政孝
出版者
大阪市立大学経済研究会
雑誌
季刊経済研究 = The quarterly journal of economic studies (ISSN:03871789)
巻号頁・発行日
vol.13, no.2, pp.p119-138, 1990-09

I プロローグ : コミュニティ・チャージの導入に反対する大規模なデモが, 警官と衝突して130名以上の負傷者を出す大惨事になったのは, ロンドンの春にはめずらしく初夏を思わせるような陽気にめぐまれた今年3月31日のことであった. デモの規模に関しては, 警察当局では3万人と発表し, 主催者側では20万人と言っていて, 本当の数値は定かでないが, しかし, 最近のデモとしては最大級のものであったことは否定できない. したがって, 当時のデモは単なる過激派だけの集団でもなければ, 野党の組織的動員者だけでもなく, 草の根市民が多数参加していたことは想像に難くない. ……

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こんな論文どうですか? サッチャリズムとコミュニティ・チャージ(植田 政孝),1990 https://t.co/OAIh1dWsVj I プロローグ : コミュニティ・チャージの導入に反対する大規模なデモが, 警官と衝突して130名以上の負傷者を…
こんな論文どうですか? サッチャリズムとコミュニティ・チャージ(植田 政孝),1990 https://t.co/OAIh1edvXj I プロローグ : コミュニティ・チャージの導入に反対する大規模なデモが, 警官と衝突して130名以上の負傷者を…

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