著者
越後屋 朗
出版者
基督教研究会
雑誌
基督教研究 (ISSN:03873080)
巻号頁・発行日
vol.64, no.2, pp.1-16, 2002-12

「修正主義者」あるいは「ミニマリスト」と呼ばれる研究者たちは、ヘブライ語聖書がペルシア、ギリシア時代に成立したと主張する。もうしそうであるなら、ヘブライ語聖書に基づいて、古代イスラエル、特にその初期の歴史を記述することは一体可能なのであろうか。これまでヘブライ語聖書は古代イスラエル史記述のための枠組みとして用いられ、それに考古学的データが適合されてきた。本論はヘブライ語聖書の史実性(歴史的信頼性)と古代イスラエル史記述における考古学の役割を検討する。後者については、テル・メギドでのこれまでの発掘調査との関連で具体的に論じられる。論文

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こんな論文どうですか? ヘブライ語聖書の史実性--テル・メギドでの発掘調査から(越後屋 朗),2002 https://t.co/l2BDFivy4s 「修正主義者」あるいは「ミニマリスト」と呼ばれる研究者たちは、ヘブライ語聖書がペルシア、ギリシア…

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