著者
森脇 喜一
出版者
国立極地研究所
雑誌
南極資料 (ISSN:00857289)
巻号頁・発行日
vol.42, no.3, pp.300-320, 1998-11-30

第39次南極地域観測隊(第39次隊)は1997年11月14日東京港を出発した。フリマントル寄港中に第38次越冬隊に緊急患者が発生したため昭和基地に直行し12月15日に到着した。患者収容と物資輸送後, 患者を送還するため「しらせ」はケープタウンまで往復した。「しらせ」は1月23日にアムンゼン湾トナー島に地学調査隊を送り込んだ後, 1月27日に昭和基地に戻った。昭和基地での建設等は12月中旬∿2月中旬に行われた。昭和基地方面での野外調査は12月下旬∿1月上旬と1月末∿2月上旬にかけて, ドームふじ観測拠点への旅行は12月下旬∿2月上旬になされた。大気採集実験は1月3日に実施された。第39次夏隊と第38次越冬隊は2月15日に昭和基地を離れ, 海底地形測量の後, 2月下旬にアムンゼン湾地域での観測を実施した。3月1日アムンゼン湾発, 同21日シドニー入港, 同28日, 空路成田に帰着した。海洋観測は東京からシドニーまでの「しらせ」航路上で実施した。

言及状況

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こんな論文どうですか? 第39次南極地域観測隊夏期行動報告 1997-1998,1998 http://ci.nii.ac.jp/naid/110000206139 第39次南

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