著者
後藤 真琴
出版者
高知大学
雑誌
高知大学学術研究報告. 人文科学 (ISSN:03890457)
巻号頁・発行日
vol.51, pp.155-170, 2002-12-25

メキシコ(Mexico)がD. H. ロレンス(David Herbert Lawrence)とその文学に与えた影響を考える場合,メキシコを舞台とする小説『ケツァルコアトル』(Quetzalcoatl)の原稿とその改訂版『羽鱗の蛇』(The Plumed Serpent)の考察は欠かせない。本稿では,その考察のための準備として,『ケツァルコアトル』の書き直しを進めている合間に書かれたエッセイを基に考えてみたい。そのエッセイとは,『メキシコの朝J (Mornings in Mexico)の前半に収められている四篇のエッセイ,「コラスミンとオウム」('Corasmin and the Parrots'),「ワヤパヘの散歩」('Walk to Huayapa'),「モソ(召使いの若者)」('The Mozo')と「市の日」('Market day')である。 L. D. Clarkが指摘しているように,これらのエッセイはメキシコのアメリカ先住民の性格とコスモロジーに関して触れていて,『羽鱗の蛇』での同じテーマの扱い方と密接に関連しているのである。

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