- 著者
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木戸 眞美
- 出版者
- 国際生命情報科学会
- 雑誌
- Journal of International Society of Life Information Science (ISSN:13419226)
- 巻号頁・発行日
- vol.20, no.2, pp.491-511, 2002-09
3種類の異なる様式の遠隔ヒーリングで300から11000km離れた所で受ける被験者を、盲検法または二重盲検法下で測定した。計測方法は単一矩形パルス法、近赤外線測光法、およびサーモグラフィーを用い、それぞれ、動的電気電導度や血流、自律神経機能、脳内酸素代謝、体表温度の変化を計測した。遠隔ヒーリングにおける驚異的な効果は、特に意識コンタクト様式ヒーリングで激しい体の動きや電気電導度と血流関連のパラメータBPの変化nとしてヒーリング中に起こる現象と同期して現れた。さらに、受け手が光のヴィジョンを見ていた間には脳内は酸素供給状態であったのが計測された。他の2様式では、遠隔ヒーリング中は副交感神経緊張の落ち着いた安静状態となった。また、ニューヨークと仙台間の実験では受け手の顔の温度分布に変化が生じた。ヒーラーが受手の特性や心身状態の情報を感知していたと思われる場合もあった。