著者
澤野 清仁
出版者
日本味と匂学会
雑誌
日本味と匂学会誌 (ISSN:13404806)
巻号頁・発行日
vol.7, no.1, pp.3-10, 2000-04
被引用文献数
2

腋臭の特有成分は(E)-3-メチル-2-ヘキセン酸であり、リポフィリックジフテロイドの関与が示唆される。汗臭や足臭は酢酸、イソ吉草酸などの低級脂肪酸がその臭気成分であり、スタフィロコッカス属が関与し、また加齢臭の主たる臭気成分はノネナール等であるが、加齢臭と皮膚細菌叢との関係は、未解明である。これらの体臭を抑制する方法は様々あるが、哺乳類は匂いによって様々な生理学的に重要な情報を伝達しているので過度な清潔指向はヒトとヒトとの匂いによるコミニュケーションを妨げるものと推測される。

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@onodesの為に探しといたよ! 汗臭や足臭は酢酸、イソ吉草酸などの低級脂肪酸がその臭気成分http://ci.nii.ac.jp/naid/110001100284

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